正月休暇にヘリ・セスナを交通手段として伊豆諸島を回るまでに済ませた改造と防備録。 1) T字型のオリジナルハンドルの切断。ハンドルクランプ(31.8mm)の圧入。ステム圧入部はφ=25.4(1“)でオリジナルハンドルの素材はスチール。 2) フォークのステム経は25.4mm(1”)。下玉受圧入部は27.0mm(JIS)と思われるが、26.4(ITA)の可能性もあり(テーパーが正確に測れないが上端は26.5mmある)。オリジナルのヘッドセットはタンゲDL(JISだろうがカンパ・ITAだろうが下玉受けの内径が違うだけ)。交換用のベアリングはタンゲの#700。フォークのエンド幅は93mm。 3) カーボン製のバーハンドルへの交換。ブレーキレバーの固定ボルトを蝶ねじにして工具不要で付け外しできるようにした。ハンドルバーエンド経は21.8mm。オリジナルのグリップエンドを使用。 4) オリジナルのシートポストが短いので、シートポスト延長用のアルミアタッチメントを削り出す。同時にBBB SKYSCRAPER BSP-20(φ=28.8)を2本購入して、片方をパイプのみに切断。2本をつなげるアルミアタッチメントを削り出し、クランプ(角度可変式の1-1/8 25.6mmハンドルステムを加工)をを作成。分割式シートポストを作成。伊豆諸島旅行の際は軽量化のため、オリジナルのままのシートポストを使用した(脚長が短く、かつクランプのワンタッチ機能が悪くて、旅行中、滑り落ちてしまった)。 5) BB(オリジナル->クリスキング)の交換。BBは幅68mmのJIS/BSAだが、BB幅の実測値は68.8mm。BB右側(逆ネジ)のスレッドが不正確なため、タップでスレッドを整える必要があった。Chris King BBはSIMWORKSで販売のThreadFit24BB + Conversion KIT #8(シマノ用)。 6) クランクおよびチェーンリングをDURA-Ace FC-7800 53-39Tダブル 5穴。BCD=130mmへ交換。オリジナル(シングル)のチェーンラインは、シートチューブ右端からギア中心まで29mmだったが、FC-7800へ交換後のシートチューブ右端からアウターリング中心までは24.5mmとチェーンラインが4.5mm内側へ入った。伊豆旅行時にはFC-7800のインナー側にトレンクルオリジナルの42T、アウター側にオリジナルのチェーンガードを組み、オリジナルチェーンでリアシングルのまま出発。 7) 赤松工房製のフロントハブ(エンド幅93mm)20穴 + オリジナルスポーク + オリジナルリムでOR化。併せてタイヤを赤松製のケブラーサイドウォールのタイヤに交換するが、これは大失敗。ブレーキシューの位置合わせが悪かったのが元々の原因ではあるが、用意にサイドウォールに穴が空き、島でタイヤがバーストした。オリジナルホイールは前後とも内径235mm。オリジナルハブはPCD=35mmでスポーク組部の幅64mm。オリジナルスポーク長=105mmのラジアル組(ちなみにリアは4本組)。赤松ハブはPCD=34mm, スポーク組幅=56mmでオリジナルスポークが使える。ALIで購入した14“ホイールは内径227mmなので、スポーク長は101mmでラジアル組。 8) ペダルはWELLGO のQRD-W44Bに変更したが、今回はSPDシューズは履かずトレラン用のシューズででかけた。 9) 出発時はアマゾンで購入した厚手の登山リュック(65*35*25cm)〜ArcAnCielで出発したが、青ヶ島へ移動する前に八丈島の用品店で見つけた「カワヨシ GUP-01」なるポケッタブルバッグ(青ヶ島まではこれに同じ店で購入した黒の手提げバッグにタイヤを入れた)に輪行バッグを変更
