2019年4月27日

西郷発ー西ノ島を走り尽くしー海士

隠岐行きを決めたのは、フェリーの特別室があっさり空いてたから。

すみませんが、個室じゃないと、きついんです。

広間だと、ヒトの臭いのキツさがダメなんです。

それなりの人出は覚悟してたんですが、西ノ島、だーれもいなかった。神様からいただいた休日と感謝します。

西ノ島は、山岳レースみたく、10ー15%坂道の”いってこい”ばかりなので、かなり疲れます。

マゾヒスティックにモガいて、途中で、プシューとベータエンドルフィンが吹き出したあと、あの高台から見下ろす丘陵と海の爽快さたるや、ナニモノにも引き換えようがありません。

当然、島中、自転車は自分だけ。島の軽トラのおっさんみんな、「なんで、こんなとこ、バカか?」みたく、笑ってます。そんなむちゃしてる自分がうれしい。

夕暮れまで摩天崖にいたかったけど、早々、別府港に降りて、中ノ島にフェリーどうぜん で移動。

今夜泊まってる菱浦のホテル以外、島前には民宿みたいな宿しかありません。

料理、隠岐お得意のナマ物どっかん!! をやめて、手の込んだ地産キュイジーヌにしたそうです。平均的な味付けで、とても美味しいです。

でも、他の客は不満みたいでブチブチ言ってます。

後ろのオッサンは、ひとり旅みたいですが、ブシュブシュと音をたてて食べるので、その音だけで吐き気がします。

前のテーブルの4人連れおばさんは、地方議員財界人のハイソチック奥さんだまりらしく、オーケストラ、劇場、コンサート、と、安っぽいオジマン話を大声で・・

ジミントー、アベっちで儲けさせていただいた族ばかりで、おとうさっもおっかあさも、ブタになっちゃってます。

クレームたれる客が異様に多く、フロントの支配人らしきおじさんは」右往左往しています。

前のテーブルのタワゴトおばさんのヒトリが、この時期、毛糸のキャップ被ったままでいらっしゃる。

「もしかして、このヒト、抗ガン剤つかってて余命いくばくもない、最後の旅なのかもしれない」なんて思念が頭をよぎると、切なくもおもえるので、ああ人間てのは、もう、どうしようないですね。

BGMはひたすら、ウインダムヒル・・・アッカーマン連続。

実は自分の部屋、エレベータの脇で、動作音がうるさいので、部屋を替えてもらおう、思っていたが、フロントの人が忙しく動き回っていて、かわいそうでもうなにも言えない。まあ、おばさんたちの大声に比べれば、静かなものだと我慢します。

こんなとこにも、中国人がいて、廊下で大声でわめいてる。これも彼らの文化なんでしょ。まあジャップもかわらんけどね。

ああ、心頭滅却、心穏やかにすごしたい・・・