自動車だらけの道は走りたくないので、奥津温泉をでて、林道で二つ山を越え、智頭急行の走る谷にでるつもりが、まだ豪雨の影響引きずり、いたるところ通行止。
”止め”ったって、自転車と徒歩は、文句言う現場のオヤジさえいなければ、どこでも通れる。ひとつめの山を越えて因美線沿いの谷にでたら、ただの県道なのにすごい交通量。なんだか、気持ちがめげて、美作加茂駅に立ち寄って時刻表みたら、30分待ちで12:03に智頭行きが来る。
渡りに船なんで、迷わず輪行。
電話アタックで空室みつけた(古ーい)国民宿舎のある、あわくら温泉駅まで、智頭急行のつなぎもよかったので、これも輪行。
智頭急行に乗るのは、たった数駅なのだが、智頭急鈍行、恋なんとか、いう駅で、なんと20分も、すれ違い、追い越し、多分その駅をめあてにした乗客へのサービス込みで、無駄に停車。智頭からあわくら温泉まで40分もかかった。自転車で走ればよかった、とちょっと後悔。
あわくら温泉駅で自転車を組み上げ、国民宿舎あわくら荘まで、とりあえず荷物を預けにいく(たった数キロの荷物でも、やはり山ではつらい。空車とはギアが3ー4段違う)。
荷物を預けるだけのつもりが、もうチェックインしていいとのこで、部屋まで入る。おおお、予想どおりボロい。共同便所。ドアの下にはスキマあり会話ツツヌケ。
荷物を置いて、宿から1キロほど下った国道沿いの道の駅まで(そこしかないと言うから)昼めしを食いに行くと、路駐だらけ(歩道まで)の満杯、ごっちゃごちゃ。食堂は名前を書いて入店待ち。あきらめて、立ち去る。
もともと走って来るはずだった林道を逆側から登る。くやしいので本当に通行止めか確認するため。集落が切れるところで、こちら側からも通行止だったので、自分なりに納得できた。
宿に帰ると、もう駐車場がいっぱい。フロントまわりもガヤガヤ。
こういう宿、嫌いじゃないんだが、せめてトイレは、ウォッシュレット付きでお願いします。
ここにいます: 35°11.1070’北 134°20.1040’東
http://maps.google.com/maps?q=35.18513%2C134.33507