HP Elite DesK 800 G2 SFF i5 (メモリ8G)なるマシンが1台余っていたので・・
1)Core™ i7-6700 ソケットLGA1151 Skylakeの中古を5000円ほどで購入してCPUを感想。併せて在庫していたDDR4 RAM 4G を2枚増設して合計16Gにした。Elite DesK 800 G2のWIN10ライセンス情報はマザーボードに付帯しているので、CPU交換で認証が通らなくなることはない。


2)WIN11 24H2 インストール用USBを作成して、通常通りWIN10 -> WIN11へUPGRADEしようとすると、「システム要件を満たしていない」とのことでインストールできない。

3)Rufus4.6を使用すればアップグレード制限が回避できるらしいのでこれを使ってUPGRADEを試みた。このツールを使うとオンラインアカウントを使用せず、ローカルアカウントが使用可能。ちなみにWindows10のレジストリ編集でも対応可能とも聞く。
このサイトを参考にRUFUSをセットアップ
https://shortcut-life.com/wisdom/3/

4)無事インストール完了


5)インストール完了後、winaero tweakerをインストールしてWIn UPDATEを止めた。

6)WIN11にUPGRADE後、DOS窓が開いて、何かのEXEが走ってる。DOS窓落としても、また上がって来る。

7)C¥Program Files (x86)¥Vigyanlabs¥IPMPLUS¥bin¥IPMPlusUserInteract.exe という実行ファイル。

8)Vinyanlabsというのはインドのソフトウェア会社らしい。動いているのはHP標準だった電力管理ソフト「IPMPLUS」の実行ファイルらしいが、どうやらこれがWIN11に適応していないのだろう。

9)IPM+ の設定画面を開こうとするが、開かないので、やはりこのアプリがWIN11では走らないらしい。WIN11対応の新バージョンが公開されているかと思い検索するが見つからなかった。とりあえず、とりあえずこのアプリのスタートアップを無効にしてみる。

10)IPMPlusUserInteract.exe スタートアップを無効にしても、起動してしばらくすると、また件のDOS窓が開いてくる。試しに該当ディレクトリから件の実行ファイルをディレクトリ外に出してみると、DOS窓は開いてこなくなった。


11)「IPM +」をアンインストールしても電源管理がWIN標準に戻るだけのようなので、アンインストール。設定ーアプリーインストールされているアプリ からアンインストール。すると、Vigyanlabsフォルダごと削除された。
12)再起動して、WIN標準の電源管理が機能していることを確認。その後DOS窓の出現もなく、正常にWIN11は走っています。


EKITEDESKスペック
https://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/OSD/pc/businesspc/product/catalog/sp_pdf/sp_800_g2_dm_160513.pdf