2023正月 九州北西部 自転車島巡り 池島・松島・黒島・高島・度島・的山大島・飛島・福島

2022年12月28日水曜)

午前で仕事を終え、15時に自宅を出発。関越ー鶴ヶ島JCTー圏央道ー海老名JCTー横浜町田ICー保土ケ谷バイパスー横横道路ー横須賀IC経由で横須賀新港埠頭到着18:00。

自宅 ー 横須賀新港埠頭 移動BMW
https://connect.garmin.com/modern/activity/10199378374

横須賀新港埠頭に到着しました。
https://maps.app.goo.gl/HtzDSSgihwrK4HKi7

横須賀市 港ーディナー
https://connect.garmin.com/modern/activity/10199378409

仕事続きで疲れ果ててたので車の中で寝て乗船待ちのはずだったが、、結局街へ繰り出した。ミニベロも持ってきてよかった。

横須賀 SALUS
https://maps.app.goo.gl/vh88yiWrRZfF1bcj8

横須賀市 ディナー ー 港 帰路
https://connect.garmin.com/modern/activity/10199695265

町で軽く夕食を終え、港へ帰って乗船完了、おやすみなさい。
船内は阿鼻叫喚大混雑なので、もう部屋からでません。

船内がwifiあったが、すでに回線パンク状態。昼のグリルも満席らしい。
スイート満室なのでジュニアスイートにしたら、たいして値段かわらないのに、ただのビジホの部屋だった。
ボツボツ出航のようで揺れ始めた。
航路はちょいとしけてるようだ。

東京九州フェリー 横須賀新港23:45 ー 新門司港 翌日20:45

12月29日(木曜)

東京九州フェリー 串本沖を通過中
https://maps.app.goo.gl/AwXmchszKZJvj81d8

足摺岬を通過
https://maps.app.goo.gl/UtxJ2VnL9Su85XWf6

夕暮れになって、夕食のため、ようやく船室をでた。

新門司港に到着、下船は21:00。
前日までは新門司港近くのHOTEL AZ 北九州新門司港店に宿泊予定だったが、これをキャンセル。
この晩のうちに一気に九州を横断して長崎 西海まで走ることにした。

新門司 ー 西海  自動車で移動
https://connect.garmin.com/modern/activity/10206213991

新門司から210kmクルマで移動して、24:00に西海 大瀬戸の宿に到着。
https://maps.app.goo.gl/hEcTXiszQaqzo39w7

ホテル到着後、明朝すぐに走り出せるよう、自転車を組み上げ、ホイールだけを外し車中におさめておいた。

ジスコホテル西海 (じゃらん 9,300) 泊

12月30日(金曜)

瀬戸港 ー 松島  ー 瀬戸港 ー 池島 ー 瀬戸港
https://connect.garmin.com/modern/activity/10211016415

まずはホテル前の瀬戸港発07:15の船で松島へ。
瀬戸港
https://maps.app.goo.gl/fH417DyR8TbwNrNK7

まずはひとつめの島 松島。松島のDr.コトーはロータスエリーゼのってます。
https://maps.app.goo.gl/bRjTb8Z4fafcyEs4A

松島を反時計回りに一周して、松島発08:30のフェリーで瀬戸港へ戻る。

次いで瀬戸港の松島行のりばよりはやや北側の池島行のりばに移動。

瀬戸港09:10 ー 池島09:38のフェリーで池島へ。池島を反時計周りに周遊。

2つめ、池島。
https://maps.app.goo.gl/Ndqu115zVDMqXVCy7

池島発11:00 ー 瀬戸港 11:28 のフェリーで瀬戸港へ戻る。

瀬戸港に戻り、ホテルに駐車してあった車に自転車を積み込んで、佐世保・相浦港まで移動する。

相浦港
https://maps.app.goo.gl/Fjovf9HkzeSmjXY16

折しも1日4便の年末年始ダイヤなのだが、当日中に高島・黒島の2つの島を回ろうとすると・・・

往路

14:30 相浦着14:50 高島
発14:55 高島
15:20 黒島

復路

15:40 黒島着16:05 高島
発16:10 高島
16:30 相浦

黒島は滞在時間20分。高島はタッチアンドゴーで、一旦フェリーから降りて、足付けだけして、すぐ船に戻るよりない。

「高島での一時下船」が可能かフェリーターミナルで尋ねると、乗船の際、「船員に聞いてくれ」と言う。

乗船の際、船員に聞くと「OK」というので乗船。

ところが、乗船後、デッキで出港待ちをしていると、先程の船員が来て、船長に確認したところ「一時下船はだめ」だという。

まだ、出港まで数分時間があるので、慌てて、ターミナルに看板のあった、海上タクシーに電話。「今日これから、相浦から黒島・高島2島を回れますか?」と聞くと、「OK、相浦から高島まで同乗の買い物客がいるので、40分後出港」という返事。

船員に事情を伝え、出港前に、いったん乗った「フェリーくろしま」を下船。

ここらでたそがれて、チャーター船「さくら」の到着を待つ。
https://maps.app.goo.gl/nwVkZGCMNDm8VSmB6

チャーター船の到着を待って、まずは、同乗の買い物客の島民を高島で下ろすため、高島港に寄港し、黒島を目指す。

相浦 ー高島寄港ー黒島ー 高島ー高島番岳
https://connect.garmin.com/modern/activity/10211016701

黒島の滞在時間はたった1時間弱。港から黒島集落まで上り、付近を散策して、島を離れた。島民のほぼ全体、カトリックだそうです。https://maps.app.goo.gl/untjTiSa2dc5CkL96

黒島を離れ、高島戻る。高島滞在も16:00-17:00のたった1時間。
高島港到着後、船長さんの軽トラの荷台に自転車を積んで、高島番岳まで送ってもらう。

高島にいます。
https://maps.app.goo.gl/BcvqW7MBPfcqMZrK7

高島番岳の眺めを堪能した後、高島の集落まで自転車でダウンヒル。高島の集落を散策後、港に待機してくれていた船に戻り、相浦港へ帰る。

高島番岳ー高島港ー相浦港
https://connect.garmin.com/modern/activity/10211016851

相浦港から、車で平戸まで移動。

ホテル彩陽WAKIGAWA 泊 (じゃらん 12,100 食事なし)

夕食は 平戸の町までトレンクルで下って・・
いけす居食家大徳利 長崎県平戸市木引田町429
TEL・FAX:0950-22-3180
https://oodokkuri.jp/

12月31日(土曜)

朝6:30にホテルをでて、平戸港の駐車場まで車で移動。
そこで自転車を組み上げて、まずは度島へ渡る。

平戸ー度島ー平戸ー的山大島-(その後自動車移動OFF忘れ)
https://connect.garmin.com/modern/activity/10214900147

平戸港にいます。まずは度島に向け出発。
https://maps.app.goo.gl/QS61KurdNfyqfw6w8

フェリー度島

平戸
8時20分発
飯盛
8時50分着
8時53分発
本村
9時05分着

第1便で度島へ渡り、フェリー港間クイックライド。
飯盛で下船し、本村出港までの20分間で港の間を走る。
同便で平戸港へ帰る。

度島 本村港にいます。
https://maps.app.goo.gl/tCq2zASc1k39rRFPA

本村
9時10分
平戸港
9時45分

次いで、平戸ー的山大島のフェリー大島。第2便で大島へ渡る。

平戸港10時20分 発 → →的山11時00分 着

大島はゆっくり時間を取って、反時計周りに周遊。
16:30的山発の第5便まで滞在しようと思ったが、次第に強くなる風によるフェリー決行を懸念して、第4便で平戸へ帰る。

的山大島にいます。
https://maps.app.goo.gl/C7KY3j3RG3zL5yq8A

的山14時00分 発 → →平戸港14時40分 着

平戸港で自転車を車に積み込んで、御厨港まで移動。御厨港へ着いたのが15時過ぎ。
黒島へ行ったことがなかったので、鷹島汽船「フェリーたかしま2」で車ごと黒島へ渡り、鷹島に出ようと考えたが、、
御厨17:30 ー 黒島 18:33 のフェリーで黒島には渡れるものの、その後、鷹島に向かう船も、御厨に戻る船もないので、黒島行きは断念。

再び車で今福港まで移動して時刻表を眺めると、鷹島汽船「フェリーたかしま」で、その日の中に今福ー飛島の往復が可能。
車を今福港の駐車場に置いて、自転車を組み上げて、飛島へ向かうことにした。

4便  今福発16時50分 ー飛島17時5分ー 殿ノ浦着17時15分
5便  殿ノ浦発17時40分ー飛島 17時53分 ー今福着18時5分

4便で今福から飛島へ渡り、5便で飛島から今福へ帰る。
折しも暮れの12月31日、しかもフェリー欠航も考えられるほどの強風。
飛島で5便の到着を待つ頃にには周囲は真っ暗で、島には人影もない。
帰路の船が飛島に入ってくるのが見えたときは、ホッとした。

飛島
https://connect.garmin.com/modern/activity/10215403795

今年最後の島、飛島。

飛島から今福港に戻って、車で松浦市内まで移動。

松浦シティホテル 泊 6,400(じゃらん)
夕食は松浦シティホテル内の「和洋ダイニング 松花」

明日は元旦なので、公共交通機関の船は欠航もしくは元旦ダイヤ。
明日は船をチャーターして島巡りをしようとしたら、いわゆる「海上タクシー」がまったく見つからない。唐津港起点でようやく見つけたチャーター船も、いったんOKがでて、後の電話で、嘘か本当か突然のエンジン故障を理由に断られた。
仕方なく明日は、港まで行って海上タクシーを探し、船が見つからなければ、公共交通機関で回れるところだけを動くことに決めた。

翌日元旦、唐津あたりのホテルはすべて満室。松浦シティホテルもフロントで聞いてみると、元旦は満室とのことだった。

ところで、このあたりの地名なのだが、志佐町浦免・今福町仏坂免・今福町北免・福島町塩浜免など、地名の後にことごとく「免」が付く。気になって調べてみると・・
長崎での「XX免」は「大字XX」に相当するものらしい。旧平戸藩(壱岐を除く)が 「免」、 壱岐では「触」 旧大村藩と五島藩では「郷」、 諫早では「名」がそれぞれ「大字」に相当するらしい。

1月1日(日曜)

元旦はゆっくり起床して、ホテルで朝食をいただいてから、車で福島まで移動。福島を車で一周しながら、土谷棚田付近をちょっと自転車でふらつく。

福島
https://connect.garmin.com/modern/activity/10246059753

あけましておめでとうございます。
福島にいます。
https://maps.app.goo.gl/ZVdQkVTjxMBwc6y66

福島 橋
https://connect.garmin.com/modern/activity/10246059766

この日、朝ホテルを出た時点では、この日は橋でつながっている福島に足付けした後、どこかの港の張り紙で海上タクシーを見つけ、向島、黒島あたりを巡って、唐津付近に一泊。公共海上輸送の復帰する、翌日2日から本格的に島巡りを再開する予定だった。

休暇は1月9日月曜(祭日)まであり、1/6もしくは1/7発の、新門司ー東京 東京九州フェリーで帰る旅程でいた。

なんにせよ、この正月休暇いっぱい九州に滞在するつもりで、気が変わって鹿児島方面へ南下したときのためのバックアップに、志布志ー大阪のフェリーも予約しておいた。

ところが、、、

まずは、福島をでて、向島への船がでている、星賀港へ。
向島行の定期船は1-2日は運休。
釣り客など用の渡船があるだろうと、港付近をふらつくが、それらしい看板も張り紙もない。ヒトに聞こうにも、集落にまったく人気がない。

向島は諦めて、鷹島肥前大橋を越えて、車で鷹島へ渡り、阿翁港へ。
鷹島汽船が元旦全面運休なのは知っていたので、海上タクシーを探すためだが、これまた、まるで見つからない。

さて、仕方ないので、それではどこか唐津あたりの気の効いた宿でも見つけて一泊して、翌日2日からの仕切り直し・・、と考えたら・・、まるで、宿に空室がない。

、、というわけで、、

突然、帰ろうという気になった。
帰るって・・・、そうこのまま地べたを走って、九州を出て埼玉まで。

例えば、1日1-2島、ついでに島の宿に滞在して・・・
といった、ゆったりとした島旅が理想なのだが・・・
いったことのない島がある以上、どうもセカセカと急いだ「足付け」だけの旅をしてしまう。
船の時間に振り回される島旅っていうのは、結構疲れる。

まだコロナ禍、、のはずだが、この正月、ずいぶん人出が多くて、もう中国人の団体までいる。
・・・なので、おひとりさまだとビジホしか空いてない。
空室のあるよさそうな宿に「別に2人分料金でもいいよ」といっても断られる。

まあ、この正月、もう島巡りはやめて、足の向くまま、自由に、今まで滞在したことのない町に立ち寄り、探索しながら、帰るのも楽しいか、と思えてきた。

そうと決めたら、道の空いている元旦のうちに、糸島・福岡・小倉あたりは抜けて、とっとと本州に入ってしまいたい。

ネットで下関のホテルに空室を見つけて予約。
元旦のうちに本州に入ってしまうことにした。

14時には下関に着いてしまったので、火の山公園でしばし時間を潰して、15時前には下関市内のホテルに着いた。

松浦シティホテル ー 下関WING 移動 BMW
https://connect.garmin.com/modern/activity/10239981270

ホテルウィングインターナショナル下関 泊(楽天 6,930)

「ふぐ」をいただこうと思い、「志のだ」さんに予約の電話をするが、でない。店まで出向いてみると、暖簾は下がってはいるが、「本日は予約で満席」との張り紙。

電話で何件かフグ料理屋をあたって、ようやくOKという店を見つけた。訪ねてみると、ちょっと怪しい店(というか地元常連ばかりの居酒屋さん)でしたが、、おいしかったです。

ふく・うなぎ料理 蔦 本店

下関 夕食 徒歩
https://connect.garmin.com/modern/activity/10246059781

帰路、「鶏一心」に立ち寄ったら、おやすみでした。

1月2日(月曜)

下関WING ー 浜田千畳苑 移動BMW
https://connect.garmin.com/modern/activity/10239981339

「友人と浜田で落ち合おう」という話になり、前夜のうちに、浜田の国民宿舎を予約してしまったので、この日は浜田まで車でひた走る。

下関ICから中国道に入り、美祢東JCTから小郡萩道路に入る。
絵堂ICーR430ー萩市を経由して、あとは海沿いにR191をひたすら東へ向かう。

折居駅の日本海で自販機うどん。
https://maps.app.goo.gl/rYYBeSw51o8VYE6A7

11時浜田駅着
友人をピックアップして、広浜鉄道跡を訪ねる。

浜田 広浜鉄道跡を自転車で散策。
https://connect.garmin.com/modern/activity/10246059786

今福鉄道跡散策

14時過ぎに旅館着。

国民宿舎 千畳苑 泊 22,000+18,700

1月3日(火曜)

この日は浜田の千畳苑をでて湯村温泉まで移動。

この日の宿は昨夜のうちに見つけ、じゃらんで予約。
最初、城崎と考えていたが、湯村温泉にいい宿を見つけた。
空室わずかなので、取り急ぎ「じゃらん」で予約した後、宿に電話。カニの仕入れが間に合うそうなので、カニのコースへ予約変更した。

浜田国民宿舎千畳苑ー湯村温泉 移動BMW
https://connect.garmin.com/modern/activity/10239981403

湯村温泉を訪ねたのは初めてだが、風情があり、宿も、宿の食事も、城崎より、はるかに良い。

湯村温泉 ゆけむりの宿 朝野家 泊 (じゃらん93,500 + 電話で料理変更)

1月4日(水曜)

新温泉町(湯村温泉)-自宅 移動BMW
https://connect.garmin.com/modern/activity/10239981470

なんだか面倒くさくなって、湯村温泉から700km弱、なんだか家まで帰ってきちゃった。
宿を発つときはみぞれで、北陸道側は吹雪く、との予報だったので、いったん山陽側にでることにした。
湯村温泉ーR9-八鹿氷ノ山IC-北近畿豊岡自動車道ー春日JCTー舞鶴若狭自動車道ー吉川JCTー中国自動車道ー名神自動車道と進み・・
途中、彦根あたりで一泊して、「千成亭でしゃぶしゃぶでもいただいて・・」なんて、頭をよぎったりもしたが・・
彦根が近くなると、例によって伊吹山のせいで、雪が舞い始めたので、まあ、面倒が起こる前に、関ケ原を越えてしまった。
いったん関ケ原越えちゃうと、もう、なんか一気に帰宅モードに突入。
岐阜羽島駅に立ち寄った後、中央ー岡谷ーR142-佐久南-上信越道 経由でトイレすら寄らずに埼玉まで帰宅。

1月5日(木曜)帰宅翌日

なんだか、代替の代替の代替みたいなプランで、気乗りしないまま出かけた年末年始の旅。
平戸でフェリーに乗り込む時に、おかしな文句を付けてくる、福岡ナンバーがいたり、世間の雑踏にも、苛立ち・・・
「行かなかった方が良かったのかなあ」とも思う。

それでも・・・
12月31日、最後の最後に無理矢理乗り込んだ船で訪ねた「飛島」の夕暮れ。
これが、昨年(2022)の旅で、一番美しかった瞬間だと思う。

こんな小島にわざわざ自転車を抱えて渡ることに、自分以外に理解できる意味があるとは思わないが・・・
こうした一期一会のその一瞬が、喩えようもなく美しい・・・

「え・・、本当に帰りの船来るの??」
「俺、船の時間を間違えてないよな?」
「船来なかったら、どの廃墟に入り混んで一晩すごそうか?」

冒険ぽい不安の悦楽・・・
たったひとりで、こんな夕暮れに・・・
不安と孤独におののきながら・・・
それでも、ほくそ笑んで・・・
ただ、立ち尽くす、世界・・・
これが、僕の旅、即、「生きる」ということだと、思う。