- 姥捨―信州新町―小川村―戸隠―妙高高原
- 滑川―「富山湾岸サイクリングコース」―県道155 大平峠ー「久比岐(上越・糸魚川)自転車道」―妙高高原
- 野沢温泉―「(旧)奥志賀スーパー林道=県道471~502」―志賀草津道路―渋峠―草津
2021年10月29日(金)
https://connect.garmin.com/modern/activity/7734222849
前日10/27(木)午後〜10/31(日)まで休暇だったが、木曜午前まで仕事に追われ、旅の予定も立たなかった。金曜の早朝に目覚め、「出かねなければ後悔する」と一念発起。キャラバンに自転車と荷物を積み込んで、F爺に運転してもらい、とりあえず行先未定のまま関越自動車道に乗る。
「まあ、とりあえずは長野を走ろう」と思いながら、車中で思案して、「姥捨駅」あたりから、いままで自転車で走ったことのない山中を「信州新町 – 小川村 – 戸隠」とたどって、野尻湖にでて、そこから直江津まで走ろうと決めた。
ところが・・・、群馬はド晴天だったのに・・・。上田あたりから雲がかかってきて、坂城ICを下りたら、雨!!。
戸倉上山田温泉近くの信濃川沿い(以前走った上田―長野自転車道)に車を停め、コンビニで買った朝食を食べながら、雨が上がるの待って、10時にスタート。幸いなことに、ここから先、次第に天気は回復し、旅を通して、雨に打たれることはなかった。
ガーミンの通り、姥捨駅まで登り、そこから千曲高原・聖高原を抜けて信州新町にでた。この辺りの山中の道、ゼンリンもガーミンもまったくもって地図が不正確で、地図上の道はみんな途中で途切れていたり、まったく違うところを抜けていたりする。
なんとか信州新町方向へ抜けられそうな道を探して走り続ける。「なにもここまで山中を走らなくてもいいのでは?」と途中で後悔しかけたが、車がそれなり走っている幹線道路を走るくらいなら迷子寸前の山道の方が1000倍楽しい。
信州新町でいったんR19にでて、そこからまた山中に分け入る。ここから小川村までも、本当に抜けられるのかどうなのか怪しい道を抜けてゆく。
小川村からからは「小川アルプスライン(県道36)」の眺めを堪能しながら快走して鬼無里へ出た。
鬼無里からは戸隠に向かって登り詰めてゆく。大望峠を経由して、戸隠の町を抜け、野尻湖に向けてくだってゆく。その途中から田舎道に分け入って、車の走らなそうな道を選んで、黒姫・妙高方向へ進んでゆく。
赤倉の町並を走っているあたりで日暮れが近づいたので、直江津まで走るのは諦めて、そこからR18へ向けて下ってゆく。
妙高高原駅と関山駅の中間あたり、妙高大橋近くで17:00ゴール。キャラバンにピックアップしてもらう。妙高大橋は旧道が閉鎖され、新しい橋がかかっていたので、以前走った道が解らなくなっていて、ちょっと戸惑った。
翌日は「久比岐(上越・糸魚川)自転車道」と「富山湾岸サイクリングコース」を走ろうと決めていた(・・というよりこの晩の夕食は「祭りばやし 滑川店」で寿司を食うと決めていた)ので、上信越道・北陸道を富山方向へ向かう。
北陸道を走りながら、「祭りばやし」に電話して、「早待ちカード」を取っておいてもらう。滑川ICで高速を下りて、19:00に「祭りばやし」到着。
おいしいお寿司をいただいて、この晩は滑川駅前の「スカイホテル滑川」に宿泊。
当日UPしたFB記事
2021年10月30日(土)
https://connect.garmin.com/modern/activity/7737703638
https://connect.garmin.com/modern/activity/7737925974
*高田でルート検索・変更したため、2分割。
朝6:30起床。ホテルから出発してもよかったのだが、海岸沿いの「ほたるいかミュージアム」の駐車場までキャラバンで移動して、そこを07:00スタート。「富山湾岸サイクリングコース」「久比岐(上越・糸魚川)自転車道」と走って、前日のゴールだったR18妙高大橋までを走る予定。
それにしても、自民党震災後政権復活後は、この「富山湾岸サイクリングコース」にも不要な土建工事の嵐が吹き荒れ、民主党時代にはあんなに快適に走れた道が、いつもドカタにひっくり返されて、迂回を強いられ、それ以来10年たったいまでも、海岸線には、狂ったようにドカタダンプが我が物顔で走り回っている。
そのウザさをさっ引いても、この「富山湾岸サイクリングコース」と「久比岐(上越・糸魚川)自転車道」を連ねた日本海沿いの道は、自転車道としては日本一のコースだと思う。
ただし、「青海」と「市振」の間、親不知・子不知あたりのR8、もうここは二度と走りたくない(本当に一回走っただけでウンザリ)。正直、命の危険を感じる。北陸自動車道から(長いトンネルのため)追い出されれた危険物搭載車などの超大型車両に、歩道もない狭い道幅の国道で、後ろからは煽られ、そのあげく膝にかすりながらブチ抜かれて行くなんて二度とゴメンだ!!と思う。
なので、この親不知・子不知あたりは、鉄道「日本海ひすいライン(北陸本線)」を使って、いつも「泊駅」あるいは「市振駅」から、「久比岐(上越・糸魚川)自転車道」の始点最寄り駅である「梶屋敷」まで輪行してしまうのが常となっていた。
「海沿いの新潟―富山県境の道はR8しかない」と思い込んでいたのだけれど、数年前の自転車旅の途中で立ち寄った魚津の「満更」なる居酒屋の若旦那が自転車乗りで、「山沿いに大平峠(県道115)があるから、足自慢なら、そこを走ってみるといいよ」と教えられた。
そのあと、なんどかこの辺りを走ったが、件の県道は通行止めであったり、あるいはヒルクライムごっこしたりする時間的余裕がなかったりで、その大平峠を走る機会がなかった。
今回は、荷物はキャラバンに積んだままで軽量だし、大平峠を始めて走ってみたが、さほどの急坂もなく、日本海の景観もよい、快適な道だった。今後もこの道が通行止めでない限りは、親不知・子不知区間も輪行せずに、この道を選んで迂回して走ることにしようと思う。
青海駅から梶屋敷駅までは市街区間。ここを過ぎて「久比岐(上越・糸魚川)自転車道」に入ると、また車の流れにはじゃまされない、快適な自転車道の旅が始まる。途中で以前から、「寄ろう寄ろう」と思っていて、ついぞ立ち寄る機会のなかった自転車道下のラーメン屋をついに訪ねてラーメンを食った(うーんあんまりおいしくなかったよ)。
「久比岐(上越・糸魚川)自転車道」の直江津側終点まで来て、日没までに妙高にたどり着くにはなんとなく時間が足りなそうなことに気づいたので、海岸線を離れて、直江津の市内を抜けて、関川の右岸にでた。
関川の右岸を妙高に向けて遡上して、のどかな田園の中の道を選んで、昨日のゴール地点だった(旧)妙高大橋までを走る。
周囲が暗くなり始めた16:30過ぎ、再びキャラバンにピックアップしてもらい、妙高ICから上信越道に入る。「このまま自宅まで帰ってしまおうか」とも思ったのだが、F爺の居眠り運転こわくなり(高速乗ったとたん前の車に近づき過ぎて急ブレーキあり)、スマホで信州中野のルートインに空室をみつけて予約。
信州中野ICで高速を下りて、まずは「ホテルルートイン中野」にチェックイン。手続きだけすませてそのまま夕食に向かうが、中野には、おいしものが食べられそうな店などまったくない。店がない上に、コロナ禍で早い時間に閉店する店ばかり。せいぜい空いているのはチェーンのファミレスみたいな店ばかり。
中野の旧市街を車でさまよって、結局空いていて、駐車場にも困らない店がみつからず、ホテル方向へ戻りながらスマホで店を探す。
R403に出る手前で「旬彩房」なる、名前のいい、かつ駐車場もある、店を見つけて店に入ると・・・なんというか、救いようのない洋風料理ばかりがメニューにならんだ、ありきたりの若者向け安酒場だった。
コンビニ寄ってホテルに帰ってお休みなさい。
当日UPしたFB記事
2021年10月31日(日)
https://connect.garmin.com/modern/activity/7742452540
昨晩信州中野に泊まったのは、この日、野沢温泉から志賀高原までの「(旧)奥志賀スーパー林道=県道471~502(現在は「北信州もみじわかばライン」~「奥志賀高原栄線」)」を走るためで、昨夕のうちに道路情報でこの「奥志賀林道」も「渋峠」も通行可能なことを確認しておいた。
前夜スマホで「じゃらん」を覗いた限りでは、野沢の宿は観光客でいっぱいだった。運転の下手な都内からの観光客の車の行き交う林道なんて危険きわまりないので、そういう烏合にまみれないよう、夜明け前に起きて、キャラバンで野沢温泉まで移動して、野沢温泉を6:20に出発。
この数日前に、いったん積雪のため渋峠は通行止めになって、この週末前に再開通したばかりだった。奥志賀林道にも路肩には雪が残っていたが、道路は凍結なしで快適に走れた。
焼額山、一ノ瀬、東館山の各スキー場の前を抜けて、蓮池で志賀草津道路(R292)にでた。そこから渋峠を経由して、草津の町までダウンヒル(白根山―草津区間は2021に入って自転車通行規制解除された)。
国道最高地点が11:00。草津への下りあたりから、急に自動車の通行量が増えてきて、都内ナンバーの遅いクルマがジャマで10台以上、クルマを追い越した。
本当は野反湖向けて走るつもりだったのだけれど、草津の町に入ったら、温泉宿から吐き出されてくる観光客のクルマで、町中は大渋滞。
烏合に巻かれての、帰路の渋滞なんて考えたくなかったので、11:30草津の町外れで走るのをやめて、キャラバンにピックアップしてもらい、さっさと帰宅。
旅の二日目あたりから、なんとなく右足のアキレス腱に痛みがでていたが、自宅に帰って確認すると、アキレス腱炎を起こして、アキレス腱の中程が赤く腫れ上がっていた。たいして無理したつもりはないのだが、やはり今年はコロナ禍に振り回され、身体がなまっていたのだろう。このあと、2週間ほど自転車に乗らずにいたら、腫れと痛みはひけた。
当日UPしたFB記事


































































































































