その昔、四国に6年暮らした者にしてみれば、四万十市=中村、四万十町=窪川、黒潮町=佐賀町、ってな案配に名前が変わっていて、なにがなんだかわけわからん。
土佐清水だけじゃなくって、ジョン万、大河ドラマに幡多郡(死語?)全体ヤッキになってて、観光産業に夢中になってる。こうした地方の在り方ってなんなんだろ、と毎度の感慨。
幡多弁の女子校生さんたちは、「どこいくがー?」じゃなくて、「どこいくーん?」なんて調子で、とっても可愛い。というか、美形が多い。
今年の土佐に異常に多いのは、波乗りと遍路。
波乗りの方は、波もねえのにチャプチャプしている、関東同様のエンジョイサーハーが多い。
遍路は、たった一人で真面目に歩いてる「本当のお遍路さん」だけでも、毎日百人近く追い抜く。お寺さんの近くでは遍路渋滞。
地震で九州を避けた観光客が、みーんな四国にきたのか、って思うほど人が多い。
なんだか、和泉、大阪、神戸ナンバーズワンボックスがやたらウヨウヨ目について、こちらと車間もとらずに強引ににブチぬいていくので、かなり怖い。
四国ナンバーはね、たいていは遠慮してゆっくり抜いていってくれる。たまにあぶない抜き方されても、怒っちゃダメ。みんな悪意はない。ただ無配慮なの。
今日は、足摺から宿毛まで走って、宿毛から中村まで輪行して、中村から佐賀町まで走って、また電車で中村戻って、ビジホ泊。
一応、宿毛のフェリー港から、いままでの道程と「分割ヒトフデ」でつないでる。
もう10日もフロ浴びず、ひたすた歩いてそうな、お遍路さんが電車に乗ってて、ちょっとびっくり。