2016年5月2日

オソルベシ「国民の宿」

今日は、朝飯抜きで桂浜をでて、室戸岬まで、のはずだったんだけど、風向きもよかったので、あっさり徳島県いり。

奈半利すぎたあたりから、すごく健脚そうなんだけど、よたよたしてる、蛍光ベストを着た若者に次々遭遇して、抜いていくのだが、10人目くらいで、抜きざまに声をかけたら、高知大生の四国一周600kmブルベなんだそう。道理で脚が終わってるはずだ。

室戸岬で休憩しながら日和佐(美波)に「国民の宿 うみがめそう」とやらを見つけて電話したら、あっさりOK。

「国民宿舎」じゃなくて、「国民の宿」ってところがポイント。つまり国民宿舎の廃墟を買い取って、三セクだかジモチィーさんだかが経営してる。

まちがいなく今回の旅、最強のドサヤド。若い頃自分だったら、宿の玄関でキャンセルの電話入れるか、チェックインしてからでも、お代だけ払って逃げ出してた。

「厚岸の金万」「苫前のナナカマド」「浜頓別の東雲」を遥かにしのいでる(*^^*)

廊下のコンクリートが剥げて床に落ちてる。窓はなぜかみんなプチプチで閉ざされてる。

部屋はカビ臭くて、華がグズグズしてくる。部屋に入った時にはもうセンベイぶとんが敷いてあって、押し入れから追加のマットレスを引っ張りだしたら、だれかの陰毛がついていた。

共同トイレ。共同冷蔵庫。昔の病院のナースステーションの冷蔵庫みたいに「xx分、飲まないでね!」なんて張り紙されて、飲み物が入っている。部屋には紙コップと歯ブラシ。浴衣もホコリっぽい。

いたるところ朽ちて錆びてる。でもなぜか全館WiFi完備(^o^)

ロビーにはおみくじのガチャガチャ。もちろん宿の職員は、みーんな無愛想。おもしろがって写真を撮ってたのを見られたからかも知れないが(*^^*)

あ、でもメシはうまかったよ。クワバラクワバラ(^o^)

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