2017年8月11日

何年ぶりだろう、竹ちゃん、に寄った。実は去年あたりも、暖簾をくぐっちゃいるんだが、ここ数年、稚内も観光客が増え、この店のすぐ裏にドーミーインなんて、オートバイカー様々専科のビジホもできて、まあ、いつ行っても満席だったのだ。

なので、今日は5時オープンを見計らって、突入。シメシメと、喜んだ。

あれ、でもどうしたんだこれ??
まったく、かつての面影もない、お味。
そういやイケスもなくなった。

タラバガニは焼き過ぎて萎び、地物の刺し盛り、とやらは、画像の通り。

あれ、いつまで待っても、カウンターには若、だけで、オヤジさんが出てこない。

オヤジさんの、調理師免許や、組合員札は下がったままなので、「まあ、たまたま」なのかなあ、とは思っていた。

「あれ、今日はオヤジさんは?」なんて、聞くほどのよしみ、ではない。

カウンターの隅に居たんだが、17:30で店は既に満席。客を次々追い返してる。

1800になったら、ここでて、ラーメン行こうと思ってた矢先、2人つれの地元客が来た。

自分が出れば、二人なら入れるので、「あ、マスター、俺もうでます、お勘定」と声を掛けた。

若女将が出てきてレジを打つ。すると女将、オレの顔を覚えていてくれたらしく、「なんか、太りましたねえ」なんて笑う。

なので、ついつい、「オヤジさん、今日いないですか?」なんて、口が滑る。

若女将、カウンターのダンナに目配せする。ダンナ、黙って、ただ会釈する。

「ああ、おとうさん、亡くなったんです」と、若女将(大女将さんは、としとったが、まだフロアで頑張ってる)。

「いつ?」
「3年前、、、」
「、、、ああ、そう、、」

店を出て、近くのラーメン屋(広宣)に向かう途中、寄ったことのない、新しいラーメン屋を発見して寄ってみた。

店の壁には、多分みんな芸人さんなんだろう、サインとか写真がいっぱい。志村けん、だけは自分にもわかった。

結果、これも、ゲロまず。

さらば稚内のロマン。

今夜、南稚内は祭りのはず、でも、もう、ナジミだったインカムも潰れたし、足は向かない。