自転車児玉三十三霊場巡礼 DAY3結願 18番勝光寺~33普照寺

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サイクル児玉33寺巡り 第3日

八高線松久駅 - 18番 光勝寺 - 19番 宥勝寺 - 20番 正観寺 - 22番 陽雲寺 - 21番 西福寺 - 23番 福昌寺 - 24番 吉祥院 ー 25番 上松寺 - 27番 龍清寺 - 28番 光明寺 - 29番 光福寺 - 33番 大光普照寺 - (18番 光勝寺) - 松久駅

2025年4月6日(日) 晴れ 時々 曇り 雷雨予報あり 最高気温18度

児玉33霊場サイクル巡礼の第3日、美里北部の18番光勝寺から本庄、上里、児玉町西部、神川と周辺部の札所を巡り、元三大師で結願の予定で11:00に八高線松久駅を出発。午後の雷雨予報がちょっと心配の種。

この日のサイクリングコース

児玉33霊場DAY3 18光勝寺ー33大光普照寺

https://connect.garmin.com/modern/course/343826002

自分用ガーミンレコード(友人のみ公開)

https://connect.garmin.com/modern/activity/18745373846

松久駅を出発して5kmほど北進。まずは18番光勝寺を訪ねる。

18番 諏訪山 釈迦院 光勝寺 真言宗豊山派
児玉郡美里町阿那志550

御本尊は白衣観世音菩薩。

お堂の扉は開かれていて、お堂の中を拝観することができた。

白衣観世音菩薩の御真言は 「オン・シベイテイ・シベイテイ・ハンダラ・バシニ・ソワカ」。あるいは聖観世音菩薩の御真言「オン アロリキヤ ソワカ」(Om arolik svaha)

お堂のドアは開いていて、御本尊さまを拝むことができた。

18番 光勝寺の納経所は美里町小茂田の勝輪寺さん。

18番 納経所 勝輪寺
児玉郡美里町小茂田350

本堂右奥にご自宅があり、御住職から御朱印をいただけた。

勝輪寺からの19番宥勝寺への道すがら、小山川遊歩道では「千本桜マラソン大会」が開催中だった。

19番 西光山 無量寿院 宥勝寺 真言宗智山派
本庄市栗崎155

御本尊は不動明王と如意輪観世音菩薩。

不動明王の御真言は「ノウマク・サンマンダバザラダン・カン」。

如意輪観世音菩薩の真言は「オン バラダ ハンドメイ ウン」または「オン ハンドメイ シンダマニ ジンバラウン」。

御朱印は本堂右手のご自宅を訪ね、(おそらく)御住職の息子さんであろう方から分けていただいた。

今日は4月8日直前の日曜。午後2時から本堂で「花祭り仏生会」が執り行われる予定とのこと。

御朱印を書いていただく間に、御本堂に上がってお参りさせていただくことができた。

仏生会のために用意されていた、甘茶までいただいた。

御本堂の中の写真は許可をいただいて撮影。

仏生会(灌仏会)では、お釈迦様降誕の時、天より九匹の竜が出でて甘露の雨を降らせたとする故事にちなんで、お釈迦様の仏像(誕生仏)に甘茶を灌いでお参りする。

こちらの御住職はチベット仏教の権威 吉田宏晢先生。

19番 宥勝寺から20番 正観寺への道すがら、本庄早稲田駅近くの桜はすでに満開。

20番 角折山 普門院 正観寺 真言宗豊山派
本庄市都島864

御本尊は聖観世音菩薩。

聖観世音菩薩の御真言は「オン アロリキヤ ソワカ」(Om arolik svaha)。

もうじき境内の藤棚が満開になるお寺さん。

御本堂の扉は閉じていた。

御朱印は本堂前の箱の中からいただいた。

20番 正観寺から22番 陽雲寺への道すがら、御陣場川の土手には菜の花が満開だった。

22番 崇栄山 陽雲寺 曹洞宗
児玉郡上里町金久保701

御本尊は釈迦如来。

釈迦如来の御真言は「ナウマク・サマンダ・ボダナン・バク」。

こちらのお寺も仏生会なのだろうか、着物を着た御夫人方が次々と本堂に集まっていらっしゃった。

正面の御本堂の扉は閉じていて、御本尊さまは拝見できなかった。

本堂右手のご自宅の呼び鈴を押して、若奥様らしき方から御朱印をいただいた。

21番 安楽山 西福寺 真言宗智山派
児玉郡上里町七本木594

御本尊は阿弥陀如来と聖観世音菩薩。

阿弥陀如来の真言は「オン アミリタ テイセイ カラ ウン」。

聖観世音菩薩の御真言は「オン アロリキヤ ソワカ」(Om arolik svaha)。

こちらのお寺も御本堂は閉じていて、御朱印は本堂右手の御自宅で御住職からいただいた。

「遠くからいらっしゃったのか?」と気さくに話しかけてくださった。

御婦人が庭木の手入れをなさっていた。

23番 士峯山 福昌寺 曹洞宗
児玉郡上里町帯刀304

御本尊は釈迦如来と聖観世音菩薩。

釈迦如来の御真言は「ナウマク・サマンダ・ボダナン・バク」。

聖観世音菩薩の御真言は「オン アロリキヤ ソワカ」(Om arolik svaha)。

お参りした時は、本堂の中でちょうど御法要の終わり際だった。
本堂正面の扉は閉じていたので御本尊の姿は拝見できなかった。
法要が終わるのを待って、本堂右手の会館で、若奥様から御朱印をいただいた。

24番 阿保山 真光寺 吉祥院 真言宗智山派
児玉郡上里町大郷堂1151

御本尊は大日如来と十一面観世音菩薩

大日如来の御真言

光明真言「おん あぼきゃ ぺいろしゃのう まかぼだら まに はんどま じんばら はらばりたや うん」。
胎蔵界大日如来の真言「オン アビラウンケン」。
金剛界大日如来の真言「オンバザラダトバン」。
二尊一体「オン アビラウンケン バザラダト バン」。

御本堂右手にある丹精な庭を通り抜け、その奥にあるご自宅の呼び鈴を押し、美人の若奥様から御朱印をいただいた。

24番 吉祥院から25番 上松寺への道すがらの牧歌的風景

25番 上郷山 蓮華院 上松寺 曹洞宗
児玉郡上里町長浜362

御本尊は釈迦如来。

釈迦如来の御真言は「ナウマク・サマンダ・ボダナン・バク」。

住宅の並びのはずれに、ポツンとお堂だけが立っていた。

お堂の扉は閉じていて、御本尊は拝見できなかった。 

御朱印は本堂前の階段の箱の中に置かれていた。

立ち去り際、お堂の向かいの御宅のご老人がでていらっしゃって、「ご苦労さま」とお声がけいただいた。もしかしたら、このお寺を管理なさっていらっしゃる方なのかもしれない。

27番 東方山 不動院 龍清寺 真言宗智山派
本庄市児玉町保木野387

御本尊は薬師如来と聖観世音菩薩。

薬師如来の御真言は「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか(oṃ huru huru caṇḍāli mātaṅgi svāhā)」

聖観世音菩薩の御真言は「オン アロリキヤ ソワカ」(Om arolik svaha)。

塙保己一ゆかりの寺。

御朱印は御本堂右手のご自宅の玄関前の箱から、浄眼寺のものと併せていただいた。

こちらのお寺もお堂の扉は閉じていた。

龍清寺のすぐ近くには塙保己一 邸がある。

28番 白岩山 光明寺 真言宗豊山派
児玉郡神川町新里1828

御本尊は阿弥陀如来と聖観世音菩薩。

阿弥陀如来の真言は「オン アミリタ テイセイ カラ ウン」。

聖観世音菩薩の御真言「オン アロリキヤ ソワカ」(Om arolik svaha)。

御朱印は御本堂右手のご自宅の玄関前の箱からいただいた。

その後境内を立ち去るときに、御住職らしきかたから、「どちらからいらした?」と声をかけていただいた。

28番 光明寺から 29番 光福寺へ向かう途中の眺望

29番 明鏡山 光福寺 曹洞宗
本庄市児玉町宮内769

御本尊は釈迦如来と馬頭観世音菩薩。

釈迦如来の真言は「ナウマク・サマンダ・ボダナン・バク」。

馬頭観の真言は「オン・アミリトドバン・ウン・パッタ・ソワカ」。

御本堂右手のご自宅の呼び鈴を押して、でていらっしゃった女性が、御本堂を開けて、中に招いてくださった。

経を詠むだけの時間もいただけて、そのあとで御朱印をいただいた。

鐘もつかせていただき、寺左手の墓所へ登坂の桜が見ごろだからどうぞとお勧めいただいた。

33番 金鑽山 一乗院 大光普照寺 天台宗
児玉郡神川町ニノ宮667

御本尊は元三大師と十一面観世音菩薩

元三大師に唱えるお経は「オン良源ソワカ」または「南無元三慈恵大師常住金剛(なむ がんぞう じえだいし じょうじゅう こんごう)」

元三大師は如意輪観音さまの化身とされるので、「オン・バラダ・ハンドメイ・ウン」を唱えるも可。

十一面観音さまの御真言は「オンロケイジンバラキリク(ソワカ)」もしくは聖観世音菩薩と同じ「オンマカキャロニキャソワカ」。

御朱印は本堂内左奥でいただける。結願の印を押していただける。こちらだけは御朱印代は500円御収めする(他は300円)。

33番 普照寺から松久駅への帰路

大光普照寺ー千本桜ー光勝寺ー多宝寺ー松久駅

https://connect.garmin.com/modern/course/343830006

自分用ガーミンレコード(友人のみ公開)

https://connect.garmin.com/modern/activity/18745375246

児玉町郊外から望む赤城山

こだま千本桜はほぼ満開

朝のお参りの際、スタンプラリーをチェックし忘れたので、再び18番光勝寺を訪ねる。

スタンプラリー結願。

多宝寺にお参りする。

結願した納経帳

今日も良い一日でした。

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