2020.4.28(火)〜5.7(木) 鹿児島−>出雲 隠れ旅 (その2)
5月2日 (土)
下関駅前のホテルを朝食抜きで、6時を少しすぎて出発。F爺がタイムズパーキングの駐車券を紛失し、ホテルを往復したりしてガタガタしたため出発が遅れた。結局、駐車券はみつからず、6000円!!払って駐車場をでた。
以前に走った下関―美祢ルートと今回のルートを繋ぐため、新下関駅付近の公園まで自動車で移動して、そこで自転車を組んで07:01にスタート。
県道34 下関―長門線を進むのだが、出発時間が遅れたせいで通勤の車が多くて不快。できるだけに脇道に入って車のこない田舎道を選んで迂回しながら進んでゆく。
08:00ちょうどになって、通勤のピークを避けるため、内日第二貯水池付近の道ばたで朝食休憩20分。
休憩の後、再び県道34号(風波のクロスロード)を北上し、西念寺前で浄国寺を訪ねてみようかと中山橋を渡りかけて、時間を顧みて戻り、木屋川沿いの景色を楽しみながら走っていると、後ろから迫ってきた、自転車に追い抜かれた。
抜かれざまにモーター音がするので、よく見ると、MTB風のe-bike。ジャージ・短パンでまたがり、リヤに右側だけ大きなサイドバッグを積んでいる。
ミニベロ族と同様、なんとなく自分の苦手なキャラで、ペースが絡むと面倒くさいので、こちらは敢えてペースを落としてゆっくり進む。
豊田湖まで来て、左岸を回る脇道に入って小休止。気温が上がってきたので、半袖・短パンに着替え、栄養・水分補給をして、のんきに湖の写真を撮りながらダラダラ進む。
県道に戻ってしばらくすると、とっくに先に行っただろうと思っていたガムシャラ電動MTB男が、また後ろからやってきた。
「このまま県道34をまっすぐ長門に向かうとコイツとまた絡むことになるな」と、嫌気がさして、木津川に沿って長門市へは向かわず、木屋川に沿って山中を抜けて黄波戸にでる県道281にルート変更した。
まあ、道は険しいが、車は全くこないので、こちらの方が快適。
11:00過ぎに黄波戸へ着いて、国道191沿いで列車の写真を撮ろうとしばし待機するが、時間を読み違えていて、撮り損ねた。
そのまま、黄波戸から向津具半島を海沿いに一周するルートへ出発。
ひたすら海沿いに山中の細道をたどり、一部通行止の区間も突破し、千畳敷、元乃隅神社などを巡りながら西へ進む。
油谷島からは遠く角島と角島大橋が見渡せた。
15:40 山陰本線伊上駅付近のR191号に出て、以前走った山陰縦走ルートに走行ルートをつなげて、本日のミッションは終了。車に自転車を積み込んで、長門湯本へ向かう。
下関 - 向津具半島
https://connect.garmin.com/modern/activity/4867150252
美祢線板持駅前、R316と県道34(みのりロード)の合流交差点のGS「長門セルフSS」でガソリン給油。
次いですぐそばの国道316沿いのセブンイレブン長門深川湯本店でアルコールと食品を買い込んでから大谷山荘別邸音信へ向かう。
しかたなくF爺と二名一室で過ごすつもりだったが、受付で神崎さん(不思議と自分がこのお宿に来るときはいつもこの娘がフロント)に尋ねると空室があるというので、それぞれに一部屋あてがってもらって、二人別々の部屋にした(料金は変わって、85000円強 x2 室となった)。
職員の対応といい、環境といい、食事といい。この別邸音信を含め、大谷山荘はやはり山口でも山陰でも一番の宿だと、自分は思っている。近年では安倍・プーチン会談などに使われたこともあって、早くから予約しないことには、通常のGWには空室なぞない。
大谷山荘 別邸 音信
予約時点では2名1室114,400円とのことだったが、2室へ変更。部屋付の飲食代金含め約23万円。
5月3日(日)
この日は朝から雨予報。前夜、広島のY氏に連絡して、この日は車で広島入りすることにしていた。昨夜のうちに広島市のANAクラウンプラザを2室予約してあったのだが、緊急事態宣言下の諸事情あって、5/3早朝に宿はキャンセルとなり、広島入りは諦める。
どうやら予報どおりに、一日中雨。そこで作戦変更して、自転車旅から離れ、山陰本線の写真を撮ることに一日費やしながら、車で浜田まで移動することにした。
浜田のルートインを朝食前に予約する。
09:30からゆっくり食事をいただき、10:50に宿をでて黄波戸駅近くの、昨日列車を撮り逃がした撮影スポットまで向かう。
次いで只の浜展望所で1ショット。県道64号飯井駅のやや西で1ショット。木与駅やや西のR191にて1ショット。その後は、当日の強風や架線への落下物の影響でダイヤが狂い、時間を無駄にするばかりで思うように写真を撮れなくなったので、もうやめにして浜田のホテルへ向かう。
店舗はみんな休業状態で浜田の町は閑散としている。「すし蔵 浜田本店」が開いていたので入ろうとしたがテイクアウト営業だけだった。駅前通りにでてみたが、大阪王将すら休業中。
セブンイレブン浜田黒川町店で買い出しを済ませ、もういちど町中を車で回ってみると、どうやら「目利きの銀次 浜田南口駅前店」だけは営業している。
もう17:00をすぎたので、とりあえずルートインにチェックイン。
ルートインはこの緊急事態でも「朝食サービス」継続中だという。しかしなんと、まず食堂入り口で手をアルコール消毒し、・・・しかも、ゴム手袋をして、朝食を食えという。
そんなバカな・・・、だったら朝食提供なんてやめちゃいなよ。まあ、もともとルートインの朝食なんて職人さんだらけで混み合ってるから、コロナ前からいただかないので関係ないが・・・。
置き傘を借りて、「目利きの銀次」へ向かう。ホテル前の「縄文そして長兵衛」を覗いてみたが、やはり休業。「月読」が開いていないかと、もういちどだけ昭和通り商店街も歩いてみたが、これも休業で「豆狸」と焼肉「清香苑」だけが空いていた。
「銀次」へ戻ると、店の前で、いかにも、ってなチンピラが大声で携帯でハナシをしている。そのワキをすり抜け店に入ろうとすると、なぜか自分にくっついて入ってくる。連れに思われるのも嫌なので、入るのをやめていったん店を離れた。
チンピラが、奥に入るのを待って、ちょうどのろのろやってきたFj爺と一緒に店にはいる。
調理場1人、ホール1人で店を回しているらしく、酒も料理もでてくるのが遅い。しばらくして、チンピラの連れみたいなのが6人ほど入ってきて、奥の座敷にいった。
店内の客はオレとF爺の他は、奥座敷の愚連隊だけ。あまり良い環境ではないので、急いで食べて帰ろうと思い、飲み物から食べ物まで、一気に全部最初に頼んでしまった。
30分ほどして、奥の座敷から例のチンピラが「注文が届くのが遅い、あと何分かかる?」とが大声でブチっているのが聞こえた。
そのうち広島弁の4人組が入ってきて、自分たちの近くのテーブルに陣取った。店員はチンピラにブチられたので、その4人組には「時間がかかりますけどいいですか?」と聞いていた。
自分たちの料理は順調に出てくる。広島グループにも飲み物は届き、料理もボツボツ届く。ところが、また奥の座敷でまたあのチンピラ軍団がわめき散らしている。
「まだ作ってねえのか、店長だせ店長 !!」
「きょうは店長いません・・」
「じゃあ板前だせ、板前・・・」
「(だからぜんぶバイトだっつうに・・・)」
etc,etc,,
そのうちホール係がカウンターに戻って来て、調理場の男の子を呼び出す。
「おーいxxx, おまえも呼んでこいってさあ・・」
「めんどうくせえなあ・・」
で、調理場の男の子も座敷にわび入れにいったらしく、帰ってきて苛立って、ドアを蹴飛ばしている。
そうこうするうち、座敷の愚連隊一同がお帰りのご様子。例のチンピラと後から入ってきた愚連隊一同。ついでにおどろくことにそのチンピラのカミサンらしきが乳飲み子まで抱えている。救いようがない。
食事を終えて、会計は例によってF爺にしてもらったが、店の子があんまりかわいそうなので、「このGWにたいへんだね。これ少ないけどチップ、2人で使ってね」と一万円渡して、出てきた。
ホテルに帰って、部屋で飲み直して、お休みなさい。
ホテルルートイン浜田駅前(じゃらん)
ツイン禁煙 x2 8500円 x2
5月4日(月)
天候回復。朝食ぬき。ホテルの駐車場で自転車を組み上げ、06:24に出発。昨夕MacBookを開いてGarminで作った、山中を抜けるルートで玉湯までを走る。
まずは浜田をでて広島方向へR186を登ってゆく。もっと閑散としているものと予測していたが、早朝にもかかわらず、それなりに車は走っていた(とはいっても2-3分に一度車に追い抜かれるくらいだが)。
雲城まで登って、県道41号へ折れてからは、地方道をたどることになるので、ほとんど車に会うことはなくなった。
金城、桜江とたどって国道261にでて江の川ぞいに北上する(国道だが交通量は少なかった)。
川本町まで来て、上流の左岸にある県道291を進もうと思ったら通行止め。川本の町まで戻って橋を渡り、対岸の県道41を遡上する。
金本の駅のあったあたりからは三江線(の廃線)にそって旅することになった。
金本の町をぬけたところで、ジャケットとオーバーパンツを脱ぐ。この日も最高気温は25度くらいまで上がる予報(GW中は昨日の雨を除き、晴天に恵まれ、連日午前のうちから半袖短パン姿で走った)。廃駅の写真なぞを撮りながらのんきに進む。
美郷町で江の川と三江線を離れ、県道40号線に入り三瓶へ向かう。志学から三瓶山高原道路(県道30)へ折れ、三瓶山へ登る。三瓶山高原道路を時計回りに進んで、再び県道40に戻って東へ進み、掛合町波多からは飯石ふれあい農道を進む。ここから掛合町多根でR54にでるまでの山中の道端には一面にキンポウゲ(ウマノアシガタ)が黄色く咲いていた。
R54にでるとやはり交通量が多く、はやく国道区間を抜けてしまいたかった。三刀屋・木次IC近く、R54号沿いの郊外店が並んでいるところで、開いている王将(大阪王将三刀屋店)を見つけたので、ラーメンを食べようと思って店の前までいった。店は入店客を制限しつつ受入れていて、店の前にひと組だけ入店待ちの客がいた。
ちょうどF爺が、国道の端に車を止めていたので手招きしたが、ぼっけらしていてこちらを見ない。大声で呼んでも気づかないので、スマホで呼び出し・・・、なんていうことをしているうちに、別の客が来て並んでしまった。なんだかもう待つ気も失せて寄らずに立ち去ることにした。
これだけ郊外店が軒を並べている場所なら、ホームセンターもあるだろうと、あたりをふらつき、ホームプラザナフコ雲南店を発見。帰路に自転車を梱包して発送するためのダンボール、ガムテープ、エアクッション、ハサミなどを購入し、F爺を呼んで車に詰め込む。
買い物のあと、斐伊川を渡り木次駅の脇を通り抜け、県道24を横切り、幡屋駅前を通り抜け、県道25にでた。
県道25->県道267->県道25と進み玉湯に着いたのは14時過ぎ。
浜田ー江の川ー三瓶ー木次ー玉造温泉
https://connect.garmin.com/modern/activity/4878398041
Aコープ玉湯店の駐車場で自転車を車に積みこんでいる間にF爺に、Aコープ内の100円ショップでニッパーを買ってきてもらう。
ローソンポプラ松江玉湯店で買い出し。ローソンはこのGW期間中、トイレも閉鎖しているし、ゴミも受け入れない。
ちょうど15時に「星野リゾート界 出雲」にチェックイン。
ここは2回目だが、ここに限らず「星野リゾート」ってのは、施設も客層も、ちょっと苦手。
玉造にはもう少し上品な温泉宿があるのだが、そういうお宿は自粛要請にしたがって休業中。星野は緊急事態なんておかまいなしで、節操なく全店営業中。
チェックインしてすぐに浴場へ向かう。幸いなことにお風呂には自分1人。大風呂にゆっくりつかり、露天に出てくつろいでいる間に他の客が入ってきた。
ここまでと思い風呂を上がるが、脱衣場にはもう何人もの客がいた。濡れ髪のまま作務衣だけ着て、急いで風呂をでた。
F爺は「星野」だというので今回も喜んでる。夕食も「星野」の例にもれず、なんとなくおざなりな、見栄えだけの料理だが、F爺も他のお客さんもウキウキ食べている。
それにしても、星野のレートは高い。こんな緊急事態でも値引きせず、それでも客が寄ってくるのだから不思議だ。
星野リゾート 界 出雲(前夜に星野のサイトで予約)
確か11万くらいだったような
5月5日(火)
朝食の一番早いのが07:00だというので、その前に車に荷物を積み込み、会計を済ませてから朝飯をいただく。朝食後すぐ出発。
山陰自動車道松江玉造ICから高速に入り、米子方向へ向かう。この日は米子経由で新見まで車で走り、そこから伯備線沿いと大山を走り、夜は皆生温泉に泊まる予定。
朝まで雲は残っても晴れるというのが前夜の予報だったのだが、高速道路から見上げると大山は厚い雲の中でまったく姿が見えない。高速の路面もところどころ湿っている。
南の山沿いは、おそらく雨が降っているだろうと思われるくらい空が暗いが、北の海の方角には雲の切れ間も見える。
安来あたりで決心して、翌日走る予定だった島根半島(早朝出発でないとちょっと時間が足りない)を今日走り、大山を走るかどうかは明日の天気次第(翌日は天気が今日よりは悪い予報)にしよう、とプラン変更。
米子西ICで高速を下りて県道47を米子空港あたりまで北上。R431にでて、そこから境水道大橋を越えて県道2号美保関線を美保関灯台へ向けて走る。
美保神社のすぐ手前あたりの細い道を左に折れて山に入り、峠の頂で自転車を組んで、まずは行き止まりの才裏海岸までをダウンヒル。
また車につんでもらってまた峠の三叉路まで登ってもらって、また別の行き止まりの刈尾海岸までをダウンヒル。
再び峠の頂に戻り、今度は県道美保関線までをダウンヒル。
ここで、本当は県道のもう少し西にある林道の入り口から島根半島巡りを本格的にスタートするはずだったのだが、先ほど車でここまで走ってくる途中その道は侵入禁止になっていた。
一方さきほどの峠の頂からやや刈尾海岸へ向けて下ったあたりから、地図にはない新しい林道が、左に分岐していて、「七類」と標識まで立っていた(5月末時点でも、GoogleMapにもOSMにも相変わらずこの道は存在しない)。
それなので、もう一度先ほどの峠の頂付近まで車で運んでもらって、そこから地図にない林道を七類に向けて進むことにした。
新しい林道は運よく、全線開通していて、県道美保関線から雲津へ向かう県道181に通じていた。
いったん諏訪神社を訪ねてから、また林道へもどり、(ここからは地図にある道を)さらに七類に向けて進んでゆく。
諸喰港、美保の北浦を抜けて七類港へ至る。七類の町を抜け岬の先を一度訪ねてから、再び県道37号(松江鹿島美保関線)に戻って西へ進む。ここから先はセンターラインのある整備された県道になった。
県道37号を西へ進みながら、時々県道を外れて、多古鼻、象岩近くの岬(これは時間の無駄だった)などを訪ねる。
ここらを走りながら、TくんからチCちゃんのスマホが壊れたようだ、とのラインが入った。彼に電話連絡を取って、復旧できるかの指示をしながら歩を進める。
島根原発を過ぎ、鹿島町恵曇へ出た。ここからは県道37号を外れて、古浦沿いに県道266を進む予定だったが、海沿いの道は道路改良工事のため完全通行止め(というより、新しい県道を作るため旧道がなくなってる)。
恵曇の町で軽トラのおじいちゃんに聞くと、ここから魚瀬までのR266は道路工事中で不通とのこと。魚瀬にでるにはいったん宍道湖近くまで下るよりない、とのことだった。
島根半島を最後に走ったのは2008年のGWだったが、その時も逆方向から魚瀬まで来たが、そこからここ恵曇までの県道266が不通だった。
この時点でもう14時30分。今夜の宿は皆生温泉なので、そこまでレンタカーで戻るのに1.5 - 2時間は見込んでおきたい。
今日はこれまで、と決め、県道37->県道264と進んで、宍道湖畔までたどり着く。
イングリッシュガーデン近くで以前走ったルートに道を繋いだ時点でゴール。
美保関ー松江イングリッシュガーデンhttps://connect.garmin.com/modern/activity/4884015779
車に自転車を積み込んで、一路皆生温泉を目指す(R431->松江西IC-山陰自動車道—米子南IC)。
高速を走っている間、Cちゃんから電話があり、もうスマホは復活しそうにない、と結論。自分が明後日帰宅早々、スペアのスマホに代替えするので、それまで我慢するように、という話になった。
米子南ICを下りて進み、県道300を右折する角にあるセブンイレブン米子車尾南1丁目店で酒類と弁当の買い出し。ところがここの駐車場でデミオのACC電源が落ちないというトラブルに出くわす。エンジンも切れ、イグニッション系をすべてオフにしても、ナビや室内のACC電源系統がオフにならずに通電したままの状態。
何度かドアすべてを開け閉めしたり、シガーライターからスマホ充電器を外したり、いろいろ試してみたが、ACC電源が落ちない。
さて、しかたない、米子のタイムズ営業所でも探して、車を乗り換えるしかないか・・・、と考え始めたところ、なんだか意味もわからず、突然電源が落ちた。
***気味が悪いので帰宅後ググってみると、マツダの(デミオ・アクセラなどの)電装系が根本的に抱えている問題みたい(なぜリコールしない?)で、シガーソケットに繋がれたカメラバッテリー充電器から車の電装系に逆に電力が供給されていることにより生じたトラブルらしい。
満充電のスマホが繋いであるくらいでも起こるらしい。OBDリーダー繋ぐと、「電源オフ時の残電圧が基準値以上」などのエラーコードが残っているらしい。*****
コンビニをでて、R431を渡る手前のエネオス Dr.Drive福生店で給油。
皆生温泉 皆生風雅に到着。
駐車場で気持ちわるい関西圏ナンバー黒塗りハイエースに出くわす
ここでもチェックイン後、早々に大風呂へ向かう。入ってから出るまで、ここでは誰にもでくわさなかった。
部屋の窓からは大山が見渡せ、頂上はまだわずかに冠雪していた。午前中に美保関近郊から見渡した時には5合目から上は雲の中だったが、午後になって天候が回復した。
夕食は部屋食。食事が終わって、夜のうちにF爺に会計してもらった。
ここも普段はいいお宿なのだろうが、やはりこういう時節、客層が悪い(他の皆生温泉の宿は全部クローズ)。部屋も広くて快適なのだが(ここも1人1室で2室確保)、2食つきで1泊2万円と捨て値。
確かに捨て値ということもあり、宿全体空調が動いてない(冷房も暖房も効かない)。しかも、部屋係は最小限で、荷物も部屋まで自分で運んだ。まあ、それだけ経営がキツいのだろう。こんな時期に開いてることに感謝。
皆生風雅 20350円 x2(じゃらん)
5月6日(水)
明日を予備日にはしてあるが、今日が実質上、旅の最終日。新見・大山方向へ向かうか、昨日走りの残した島根半島を走るかは、朝起きて部屋の窓から望む大山で決めることにしていた。
大山はふもとしか見えないような厚い雲の中なので、島根半島へ向かうことにした。
0650に朝食会場に行ったらまだ開いていなくて、ちょっとどぎつい客が集まってきていたから、いったん部屋に戻った。
朝7時過ぎに食堂に入ると結構客が多くて、食事のでてくるのが遅れた。急いで朝食を終え、部屋にはもどらずそのまま宿を出発。
皆生温泉からR431を北上して米子空港の脇を抜けてから江島大橋を越える。
県道338を北に向かい再びR431にでる。坂本町から学園通りに入って城北通りに入り、県道を西へ走る。昨日のゴールの警察学校目指してR431へでて、R431をさらに西に進む。途中で一畑の列車に出くわしたので数ショット撮影。
道の駅秋鹿なぎさ公園で自転車を組み上げて、09:00スタート。ひたすら北へ向かって、県道266大野魚瀬恵曇線にでて西へ向かう。ここ秋鹿から東の恵曇まではやはり通行止めだという標識をみつけた。12年前と比べて道が改良されて風情がなくなったところが多いが、昔ながらの細い道が残されている区間もあった。
塩津から十六島を抜けて北浜へ出るあたりが、クライマックス。赤瓦と海の青の対比がとても美しい。
大社から日御碕へ向かう県道29のT字路でゴールしたのが13:00。
日御碕から出雲市までは、2018年11月のT君ファミリーとの出雲大社博物館・鬼太郎ストリートの旅で走っているので、時間の都合もあって、ここから先は走らない。
秋鹿湖畔公園ー日御碕
https://connect.garmin.com/modern/activity/4888415630
2018年11月 日御碕ー出雲市ガーミンレコードhttps://connect.garmin.com/modern/activity/3134251238
県道29の道端のちょっと広くなっている場所で、自転車をばらし、ダンボールに詰め込む。
14:30に自転車の分解包装を終えて、ヤマト運輸出雲大社センターに向かい、荷物を発送。
出雲市駅へ向かいながら、松江石油(株)出雲市駅前SSで給油。
ローソン出雲駅北店で昼飯や夕食や寝台の中で飲む酒を買いだしてから、タイムズレンタカー出雲駅南口駅店の前を素通りして、サンライズ出発まで休憩用に予約したグリーンホテルモーリスへ向かう。
出雲グリーンホテルモーリス シングル x2 5000円くらい x2
チェックインの後、部屋に荷物だけ置いて、レンタカーを返しに「タイムズレンタカー出雲駅南口駅店」へ向かう。タイムズに着いて15時すぎ。
詳細は割愛するが、F爺が運転中に車につけた小傷の件で、諸手続きに時間がかかりタイムズの営業所からホテルに戻ったのは18:15。サンライズの出発は18:51。
急いで弁当類をホテルの電子レンジで温めながら、シャワーを浴びる。
ホテルから歩いて駅に着いたのが18:35。ホームにでて、しばらくまっていると、やや遅れてサンライズが入線してきたので乗車。
今夜はA個室を二つとってある。
サンライズ 出雲 出雲市(18:51発)-> 東京(07:08着)
A寝台個室禁煙 4号車22番 シングルDX 17,280円
A寝台個室喫煙 4号車24番 シングルDX 17,280円
乗車券は出雲市駅の券売機で出雲市―東京―本庄早稲田の通しで購入 12870円 x2
5月7日(木)
夜明けから、車窓の外の駅の様子を写真に撮る。
東京駅であさまに乗り換える。なぜかグランクラスは休止中なのでグリーン。
あさま(全車禁煙)603号 東京(7:24)~本庄早稲田(8:12)
11号車 1番D 3,130円
大宮駅で、Cちゃんがホームまで来ていて、壊れたスマホを受け取る。
自宅に帰ってスマホの修理を始めると、WiFIがダウンしている。
昨日落雷があったようで、イーサーネットのケーブルからハブに瞬電が入ったようで、ルーターの一部のポートがダウンしていた。
午後になって修理の終わったスマホをCちゃんに返しがてら、F爺に大宮のソフマップまで行ってもらったが、なんとソフマップにはイーサーのハブは売っていないという。近くのビッグカメラは緊急事態で閉店中。
仕方なく、アマゾンでハブを注文(運良く翌日に届いた)。