伊豆諸島 2018年12月27日ー2019年1月4日 前半 伊豆諸島南部(12/27-1/1)

伊豆諸島を全島、とりあえず自転車で足つけする旅。冬場の荒天かつ、短い正月休暇でも、全島巡りができるよう、ヘリ(あいらんどシャトル)と飛行機と船のを駆使して移動。

ヘリに乗るときの荷物のサイズ制限をクリアするため、いたしかたなくミニベロ(パナソニック トレンクル)を購入して出かけた。トレンクルの多段変速改造のための部品調達が間に合わず、シングルスピードのままの旅となった。

トレンクル整備改造まとめ

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ああ、ミニベロなんて恥ずかしい・・・

12月27日(木) 

午後17:00終業後、F爺BMW号で羽田空港まで送ってもらう。

19:30羽田東急エクセルc/in。その後、2タミ内の“沼津魚がし鮨 ”からカレーうどん CUUDとハシゴ。

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12月28日(金)

ANA1891 羽田0730- 八丈島0825 (1K)

モービルレンタカー八丈島店
〒100-1401 東京都八丈町大賀郷2322  04996-2-0148

モービルレンタカー八丈島店の空港送迎で、市内のGSまで移動してレンタル手続き。

モービルレンタカー八丈島店
〒100-1401 東京都八丈町大賀郷2322  04996-2-0148

手続き後、レンタカーで島の南半分を八丈一周道路をたどって時計まわりに回る。

ポットホール散策路に立ち寄った後、洞輪沢漁港の先で自転車を組み上げていると、雨が降り出す。

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ここは八丈島唯一のサーフスポットで、内地から来たサーファーの集団に遭遇。

彼らはどうやら俺をサーファーでスポット近くまでのボード運びのためにチャリを組んでいるものと思い込んでいたらしい。

雨天なので、さらにレンタカーで島をめぐる。八丈島地熱館に立ち寄り、裏見ヶ滝あたりの海岸沿いを抜け、「千両」なるソバ屋に立ち寄る。ここでさっきのサーファー集団に再度遭遇し、挨拶された。

島を車で回りながら、予定を早めて、「今日か明日のうちに青ヶ島へ渡ってしまおうか・・」と考え、船とヘリをチェックするが、ヘリは空きはなく、あおがしま丸は悪天候運休。船はそのまま12/29-1/3まで正月運休。次に船が動く(かもしれない)のは1/4とのことだった。

昼すぎにいったんホテル(リードパークリゾート八丈島)へ入りc/in。手続きだけを済ませ、島の北側をレンタカーで反時計まわりに巡る。

大越鼻灯台から八丈富士を巡る道路に登り、八丈富士牧野ふれあい牧場近くで、自転車に乗るが、急に風雨が強まり、すぐに車に戻る。

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空港に戻り、“あいらんどシャトル(ヘリコプター)”のカウンターや受付時間を確認。

八丈郵便局前の“いそざき”で土産の焼酎類や、滞在中に飲むワインなどを買い込み、ホテルに戻る。

リードパークリゾート八丈島  泊

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12月29日(土)

青ヶ島行きのヘリが、12/30往路、12/31復路の往復しか空席がなかったため、今日も八丈滞在。一日雨で時化。

旅の出発前リードパークリゾートを12/28-29の二泊、楽天で押さえたが、12/31分が確保できなかった。ホテル直接電話予約ならどうだろう、と思い電話したが、「正月期間の一人利用は受け付けない」と断られらた。

他のホテル(ビューホテル・パークホテル)も空室なし。ちょっと気の利いた旅館さんも2名以上限定。伊豆諸島ってところは、けっこうコスイ観光業ばかり(滞在中、観光協会のアンケートがあったのでクレームしておいた)。

12/31は仕方ないので、Hencha RUmahなるゲストハウス(とりあえず個室)を押さえておいたが・・・、ふと思いついてJTBのWEBを覗くと・・・。さすがJTB、買い上げでもってるじゃない。利用人数の制限なんてなしで値段が高いだけ。結果的に12月28,29日および31日の八丈滞在3泊ともリードパークリゾート滞在となった。

この日も雨と風で、まともに自転車に乗る気にはなれなかった。それでも、とりあえずちょっとだけでも走っておこうと、午前中は八丈島植物公園のキョンのまわりを走り、その後、南原千畳敷周辺を走った。南原千畳敷ではヒョウまで降った。

町中に戻り、「蓮鼻」でラーメンを食べ、藤巻ストアで「GUP-01」を含むバッグ2つを買い(これは翌日の青ヶ島行きからの輪行バッグとなった)、さっさとホテルへ戻って、ワインを飲み始めた。

遊び平

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八丈植物公園

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大潟浦園地

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12月30日(日)

いよいよ念願の青ヶ島ゆき

07:40にホテルをチェックアウト。チャックアウトの際、フロントのお姉さんが“しまぽ”なる電子通貨キャンペーンについて教えてくれた。

勧めに従って、その場で登録して、28000円で40000円分の通過を得る。

ホテルの総支払額は43000円くらいだったが、そのうち40000円をしまぽ、で支払い。残りを現金で払った。

しまぽ限度額の56000円(80000円分)は今回の旅の間に全部利用させてもらった。

08:00には八丈空港に着いてしまった。空港の駐車場にレンタカーを止め、万一、翌日戻れなかった時のために、車のキーをナンバープレート裏のシャーシにガムテープで止めておいた。

余分な手荷物と土産の酒類はダンボールの箱に入れて、自宅宛着払いのヤマト伝票を貼ってトランクに入れておいた。

08:10にはアイランドシャトルのカウンターに到着し、08:15過ぎには受付の女性がやってきた。08:30前には受付が始まり、手荷物と預け入れ荷物双方を秤にのせ重量を計り、追加料金を払う。ちなみに一片120cmまでの荷物は複数個あっても受け入れ可能と後で知ることになる。体重は自己申告。

搭乗手続き後はロビー中央で待機しながら。青ヶ島の「ビジネス宿中里」と「青ヶ島レンタカー」に「予定どおりヘリに乗る」と連絡。

八丈島0920 – 青ヶ島0940 愛らんどシャトル

09:00の東京行きANA便の搭乗が完了した後、通常の手荷物検査場を通って、待合室へ進み、階段から滑走路へ下りてヘリに搭乗。このヘリの中から、宿も、「日本中の夜空を見て回っている」という、変わった御夫婦と一緒だった。

青ヶ島ヘリポートに着くと、雨。レンタカー屋さんのご主人がヘリポートの建物に居た。レンタルする軽自動車はヘリポート脇の駐車場に置かれていた。先ほどの夫妻とともに、レンタカー屋のオヤジの後ろについて。3台連なって運転して、青ヶ島整備工場の事務所でレンタル手続き。

レンタカー:青ヶ島整備工場 04996-9-0088 中里さんに教えられ電話予約
https://www.aogashimaseibi.jp/%E9%9D%92%E3%83%B6%E5%B3%B6%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%BC/

ビジネス宿中里に行き、チェックインして、お昼の地熱釜セットを受け取る。そのまま、車で青ヶ島の内側へ向かう。外輪山の内側を抜け、まずは三宝港までゆく。次いで、ふれあいサウナまで戻り、地熱釜で昼飯の支度をしながら、自転車を組み上げて、付近を少し走る。

昼食を食べ終えるころ、件の夫婦がやってきたので、少し言葉を交わして、三宝港まで再び向かう。

三宝港付近で自転車に乗る。

十一屋酒屋に寄り、今宵分の酒とTシャツを買う。店の女将さんと娘さんとその友達と話しているうち、整備工場の餅つきに誘われた。

宿にいったん戻った後、雨が小雨になったので大凸部公園へ向かう。

頂上に着く頃に雨が降り出し、虹がでた。

崩落した。もう一つの港やら、部落の付近をふらついて、再び十一屋酒店に寄り、土産の青酎などを買って、発送してもらうことにする。

宿にもどると、小降りになっていたので、チャリで付近をふらつく。
青ヶ島整備工場は餅つきで盛り上がっていた。ドアが少しだけ空いていて、中を覗いたが、地元の人たちばかりだったので、敢えて寄らなかった。

18時から夕食。ビールしかないので、十一屋で買ったワインを持ち込ませてもらった。

隣部屋の職人さんのテレビの音がうるさく、よくねむれなかった。

ビジネス宿中里 泊  04995-9-0062(0141)電話予約

*12/30の羽田東急エクセル。バックアッププラン用の12/31のANA 八丈-羽田と1/1のANA羽田―鹿児島をキャンセル。

青ヶ島 東屋周辺

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青ケ島 三宝港

https://connect.garmin.com/modern/activity/3257218125

青ケ島 集落

https://connect.garmin.com/modern/activity/3257360678

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12月31日(月)

翌朝、朝食をいただいている時に、隣室でテレビが賑やかだった職人さんと会話。電力の保守の仕事らしく、伊豆諸島あちこち回っているらしい。今日は自分と同じヘリで八丈にでて、そのままANAで東京へ帰るとのこと。

レンタカーを返しにゆき、そこでガソリン補給。そのまま車を運転して、ヘリポートまで行って乗り捨て。ヘリポートで待っている間に、同じ宿だった職人さんと「しまぽ」の話をした。星見物の夫婦二人連れも見送りに来てくれた。彼等はここにもう一泊するという。

青ヶ島0945 – 八丈島1005 愛らんどシャトル

いったん八丈島でヘリを降りて、八丈空港待合室で待機した後、再びヘリに乗り込んで御蔵島へ向かう。

八丈島 1025 – 御蔵島 1050 愛らんどシャトル

ヘリの中でアイランドシャトルから電話に着信あり。

御蔵島に着いてからアイランドシャトルに電話。1/2(翌々日)の三宅-大島-利島のキャンセル待ちが取れた、というので、早速スマホでチケットを確保する。
*この時点で、1/1および1/2の両日、バックアップで押さえていた青ヶ島 – 八丈のヘリをキャンセル。

御蔵島編(非公開分へ)

歩いて町中を散策。いやあ、本当に坂だけの島。宿や村営のバンガローはあるけど、大晦日ということもあり、空いているお店なんて一件もなかった。

港近くまで下って、再びヘリポートまで登ってくると、ヘリポート地下のアイランドシャトル受付にはもう係員が来ていた。受付はまだ始まっていなかったけど、暖房のきいた建物には入れた。

待合室に座ってしばらくした、午後2時前。ヘリが来るまではまだ1時間半もあるはずなのに、なんだかあたりが賑やかになってきた。

ヘリポートまででてみると、ひとだかりになっていて、駐在まで来ている。「えっ、この時間のヘリなんてないよなあ」と不安になる。

13:59 防災のヘリが飛んできて、急に具合の悪くなったおばあちゃんを乗せて、飛び去っていった。

待合室へ戻り、ヘリ受付の役場の女性としばし話し込む。

御蔵島1535 – 八丈島1600 愛らんどシャトル

無事に八丈空港に戻り、車の下に貼り付けておいたキーを取り出して車に乗り込む。ヘリで移動している間に弟から着信があったので、電話を折り返す。家の中に入って、交換用のタイヤなどを探してもらって、1/1に宿泊予約した調布のホテル宛にヤマトで発送をかけてもらう段取りがついた。

タイヤバーストの時点で、翌日1/1に三宅に泊まって、1/2に三宅から大島->利島とヘリで移動する選択枝は消えた。三宅島の宿も(どんなのでもいいと、電話であたればいくらでも見つかるだろうが)ネットで見る限りは見つからなかった。三宅にはホテルはなく、民宿のような小さい宿だけ。

駐車場をでて、藤巻商店へ向かい、バーストしたタイヤにパッチするための材料やハサミなどを買う。

ホテルに戻って、バーストの修理を終え、軽くシャワーを浴びて、夕食。一泊あけると、料理は初日と同じメニューに戻っていた。

余分な荷物や、旅の始めの輪行バッグ、土産の焼酎などを箱詰めして、フロントに渡して、翌日に発送してもらうことにした。

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1月1日(火)

06:00 天井をヒトが歩く音で、目覚める。階上は屋上。ちょうど日の出前の時間なので日の出を拝みの屋上に上ったが、あいにく初日は拝めなかった。

朝食をいただき、08:00モービルレンタカーまでレンタカーを返却。送迎車で空港入り。

愛らんどシャトルはまだ、青ヶ島行きの受付中。120CMがヘリに積める荷物の長さの限度のようで、釣り竿をもったクセのある若者が断られ、カウンターに釣り竿を預かってもらって出発していた。へんなプロレスラーみたいは浮浪者キャラや、ちょっとクセのある女の子たちもいた。やはり観光で青ヶ島行こうなんてやつらはちょっと変だ。

御蔵島ゆきの受付は、青ヶ島便の受付終了した09:20過ぎに開始。ここで時間があるので聞いてみると、「自転車持ち込み禁止」という制限は特にヘリにはない。ただ、事例をみたことがない。一辺120cm以下であれば荷室のドアを通るので、荷物を分割すれば700Cタイヤおよび、C-Cカプラーのフレームでも持ち込みは可能、と、いうことになる。

ヘリは青ヶ島から帰って給油を終え、やや遅れて主発。

八丈島1025 – 三宅島1105  愛らんどシャトル

御蔵島を経て、三宅島へ。三宅島に着いた時点で、当日1/1 夕刻の ANA便(17:25八丈-東京18:20)をキャンセル。

これまた、ヘリに乗っている最中に愛らんどシャトルから電話。1/2の大島―利島と三宅―大島―利島の経路が重複しているという。この電話で、せっかくキャンセル待ちでとれた三宅―大島―利島 区間はキャンセル。

まずはサタドー岬まで反時計回りに走って、戻る。急げば一周できそうだったが、シングルギアだし、焦って走るのもイヤだったので、ダラダラ過ごすことにする。

次いで、時計回りに坪田の駐在所の前まで走り、Uターンして、脇道を走りながら、空港脇の岩礁に立ち寄ってから、空港へ戻る。

三宅島

https://connect.garmin.com/modern/activity/3262506020

今度は新中央航空のセスナで調布空港まで飛ぶ。調布のホテルに一泊しながら、自転車の修理をして、翌朝再び調布空港から大島へ戻る。

チェックインの時確認すると、セスナの荷室のドアは89x52cmで、これ以下の荷物ならばOKとのこと。

ちなみに座席は体重のバランスを見て、前後左右適当に決められるが、リクエストは可能。

伊豆諸島 -> 調布 なら A列が富士山側
調布 -> 伊豆 ならば C列が富士山側

三宅島1500 – 新中央航空 – 調布1550

タクシーで調布駅北口のクレストンまで移動。パルコは新春売り出し中。ホテルのエレベーターはパルコと共用なのでぜんぜん来ない。壊れたスリッパを部屋に置いてあるし、その他諸々、ひどいホテルだった。

弟とFさん(旅の身の回り品の補充)に送ってもらった荷物は無事着いていた。

パルコ7Fの 三崎丸なる回転寿司で夕食。この晩のネタは最高だったが、2日後は最悪。

夕食のあと、南口のコンビニまで行って、酒類を買い出してから、18時には部屋に戻る。

タイヤの交換を済ませ、各部をチェックしてから入浴。

数日後に再度このホテルに宿泊するので、ホテルに預けておく荷物はダンボールにまとめ、翌朝フロントに渡すことにした。

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